東京カレンダーの今月号(7月号)に掲載されました。
とても綺麗に撮って頂きました。
宇賀様もそうですが、26年という年月の中で、それぞれのお客様の想いや、
思い出とともにお店があったんだなぁと、改めて感じております。
先日いらしたお客様は、オープンしてすぐの頃、近所のおばぁちゃんたちが
会食に来られるようになり、その後ご家族の方ともいらっしゃるようにもなりました。
その後、少しいらっしゃらなくなり、心配しているとご家族の方から、「祖母が亡くなったので祖母の大好きだったラビュットボワゼで法事をさせて下さい。」と連絡が入りました。
その後毎年おばぁちゃんの命日には、ご家族親戚が皆集まるようになり、今ではお子様も含め、20名様以上の大きな食事会になっています。
いつもとても和やかなパーティーで、一人一人のスピーチで幼稚園に入園したとか、今年大学受験をしますとか、仕事を変わったとか、とても楽しく近況報告をされています。
前回のパーティーでお帰りの際に「以前は家族と親戚もこんなに仲良くなかったのですが、亡くなった祖母とラビュットさんのお陰で、家族と親戚が仲良く集うようになり、絆がとても深くなりました。本当にありがとうございました。来年からどこでこの会をやればいいのかしら?」と言われまして、いろいろなおばぁちゃんの思い出等を話されているうちに、いつの間にかこちらも涙が溢れて来ていました。
お客様に一つお願いが有ります。
お帰りの際にはしんみりとしたお話は、なるべくしないで下さい。
とても涙もろいのです。
またどこかで会いましょう!とか、
À bientôt!
CiAO!!
とか、明るくお見送り致します。あと少しですが、よろしくお願いいたします。