2013年12月1日 日曜日

大雪山の恵み

二日目の朝は晴天でまず朝から車を4WDのランドクルーザーに乗り換え、
山には入りました。

林道を3時間走ると蝦夷鹿の足跡を見つけ、カーブを曲がったところで
4頭の蝦夷鹿を見つけ、猟師さんが車を駆け下り、車から降り、
猟銃を構えスコープで急所である首にクロスに入った瞬間
 トリガーを落とし発砲。

一頭のオス鹿が斜面10mを転がり落ちました。

膝上までの雪と藪の中、斜面を下りて行きました。
雪の上に血痕がいくつも落ちていて、倒れこんだ鹿がいました。

目を開いたまま身体をヒクヒクさせながら、
じっとこちらを見つめていました。
鹿の体に触れて、柔らかく、温かい体温が伝わってきた、
毛の一本一本についた雪の結晶が美しかった。

二歳のオス鹿の首に長いロープを掛け、四駆で一気に沢から
林道まで引き上げます。

この作業をしている間も、ドクドクと首から血が流れています。

ジビエは肉の体温を下げる事が一番大切なので、その場ですぐ内臓を
出します。体内から内臓が出てくると、そこからふわっと湯気が上がった。
この後、急いで下山し解体所で革を剥ぎ、肉を吊るし、少し乾燥させます。

鹿は2歳の雄鹿で脂の乗りも良く、素晴らしい肉質でした。
命を頂くという感謝の気持ちがますます湧いてきました。

PS
私の不注意により、四駆で一気に沢から林道に引き上げる時
長いロープの端が自分の右足に絡まり、一気に蝦夷鹿と一緒に
沢から引き上げられました。
途中、大きな木に足がかかり、もう骨折かと諦めた時に、下にいたスタッフ
上にいたスタッフが大きな声で”ストップ!!ストップ!!!”と大きな声をだし
猟師さんに伝えた為、ぎりぎりそこで車が止まりました。

本当に自然相手の猟というのは、危険が伴うと痛感しました。

ご先祖さまに助けて頂きました。