2020年6月28日 日曜日

夏の始まり

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シュロー(ニワトコの木)の花が丹沢の山に咲きました。

 

 

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高い所に有るので、、、

 

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フランスに住んでいた頃も、この時期になるとみんなよく採りに行き、

シュローの花の蜜のシロップを作っていました。

 

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秋田のマタギの河田さんからこの時期、八幡平の残雪が送られてきます。

 

 

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その残雪の下には米代川の源流で仕留めた岩魚、山女魚が入っています。

 

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今年は3年寝かせた沢、3年間誰も入っていない奥深い沢で、43センチの岩魚を仕留めたそうです。まさしく釣り吉三平で見た、○○淵の主の様な大岩魚です。

このくらいの大きさになると、警戒心がとても強く、なかなか釣れないようで、ハリス0.7号で慎重に釣り上げたと、少し興奮して話してくれました。

 

 

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このようなマタギの人や、ハンターの人、漁師さん、農家の方、ハーブ園の方、畜産業の方々の想いまで必ずお皿の上に乗せ、お客様の心の中まで入って行くような料理を作らなければ・・・と常日頃思っているのですが・・・まだまだです。

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お客様からのプレゼントです。

ご来店して頂けるだけで有りがたいのに、申し訳なくて、、、感謝です。

 

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先日はご年配の良くいらっしゃるお客様に最後のお礼を言ったら「知らなかったわ」と言われまして、奥様は「この人が先に死んでも私一人で来るつもりだったのに」「生きる楽しみを一つ失ったわ」「またすぐ何処かでやりなさい、今まで通り月に一回は必ず行ってあげるから」本当に有りがたいです。

その夜、青天の霹靂から始まる長文のファックスが流れて来ました。

 

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次の日は良くいらっしゃる娘さんとご両親のお客様が来店されました。娘さんの少し遅れての中学の入学式のお祝いの食事会でした。お帰りにお母さまが「娘は1年生からここに食事に来るようになって、その時の初めてのテーブルが今夜と同じテーブルだったので、感激いたしました」それから玄関でその時のお食事のお写真とか、思い出話を話され始めると、お母さまは泣き始め、娘さんまで涙を流され始めました。お二人の顔を直視する事が出来なくなり、下を向いて両手で握手してお礼を言うのが精一杯でした。

 

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キヤノンの御手洗会長には20年以上ご贔屓にして頂いています。本社のケータリング等、とても貴重な体験をさせて頂きました。このカメラは母親が初任給で買った物で、今は引き継いで使っています。以前会長に見せると「このカメラの歴史は僕の社歴より長いよ」ととても喜んで下さいました。そして今回のお食事のご来店には、カメラをプレゼントして頂きました。

 

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名前まで刻印して頂き、大感激です。私がライカやハッセルを使っているのを御存じなのか「これからこのカメラで野菜やハーブを撮りなさい」

はい!わかりました。

 

2020年6月20日 土曜日

300年前の土間から

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先日松下さん家でお漬物を頂きました。

 

 

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おじいさんが亡くなられて3年くらいぬか床をそのままにしていたらしく、心配して先日見たら、黄金色に輝くようなぬか床になっていて、丁寧にかき混ぜたら、まったく問題なかったとの事。ちなみに100年以上のぬか床だそうです。

おじいさんの口癖を思い出しました『日本の食文化はすごいぞ』

 

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松下さんは身近で採れる野菜や果物や山菜でとても美味しい料理を作られます。

これは裏庭で採れた甘夏のジャムです。

 

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これはキュウリが沢山採れすぎたとの事で、まずキュウリを細かく切って、水抜きをし、それからゴボウ等を加えとても美味しいご飯のお供を作られてました。

 

 

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四季折々の美味しい料理をいつもここで頂いていて、この300年前の土間から作り出される料理のレシピを残し、誰か本に仕上げてくれないかなと、いつも思っています。

 

2020年6月13日 土曜日

初夏 小田原市場

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夏らしい魚も最近増えて来ました。

 

 

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仲買の三野さんです。とても魚を愛し、大事に扱ってくれます。とても信頼している仲買さんです。

 

 

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秦野のポピー畑

 

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丹沢の森では木苺が採れ始めました。これからしばらくの間山ヒルとの戦いが始まります。

 

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知り合いの人からお手製のマスクを作って頂きました。

ますますシトロエン菌に感染しそうです。気を付けなければ、、、

 

 

 

 

 

 

2020年6月7日 日曜日

お客様の想いで

 

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東京カレンダーの今月号(7月号)に掲載されました。

とても綺麗に撮って頂きました。

 

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宇賀様もそうですが、26年という年月の中で、それぞれのお客様の想いや、

思い出とともにお店があったんだなぁと、改めて感じております。

 

 

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先日いらしたお客様は、オープンしてすぐの頃、近所のおばぁちゃんたちが

会食に来られるようになり、その後ご家族の方ともいらっしゃるようにもなりました。

 

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その後、少しいらっしゃらなくなり、心配しているとご家族の方から、「祖母が亡くなったので祖母の大好きだったラビュットボワゼで法事をさせて下さい。」と連絡が入りました。

 

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その後毎年おばぁちゃんの命日には、ご家族親戚が皆集まるようになり、今ではお子様も含め、20名様以上の大きな食事会になっています。

 

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いつもとても和やかなパーティーで、一人一人のスピーチで幼稚園に入園したとか、今年大学受験をしますとか、仕事を変わったとか、とても楽しく近況報告をされています。

 

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前回のパーティーでお帰りの際に「以前は家族と親戚もこんなに仲良くなかったのですが、亡くなった祖母とラビュットさんのお陰で、家族と親戚が仲良く集うようになり、絆がとても深くなりました。本当にありがとうございました。来年からどこでこの会をやればいいのかしら?」と言われまして、いろいろなおばぁちゃんの思い出等を話されているうちに、いつの間にかこちらも涙が溢れて来ていました。

 

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お客様に一つお願いが有ります。

お帰りの際にはしんみりとしたお話は、なるべくしないで下さい。

とても涙もろいのです。

またどこかで会いましょう!とか、

À bientôt!

CiAO!!

とか、明るくお見送り致します。あと少しですが、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

2020年5月30日 土曜日

新緑とami

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真正面から見るといつも顔に見えてしまいます。

 

 

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最近は機嫌も良く、ぐずる事も無く、とても良く走ってくれます。

 

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フランスのナンバープレート74番は住んでいたアルプス地方のナンバーです。

ちなみにこのプレートは、アヌシーの物です。

 

 

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気候が良くて天気の良い日は、テラスでデザートを召し上がって頂いています。

 

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ランチの後はそのままテラス賄、とても気持ちが良いです。

 

 

2020年5月23日 土曜日

お花畑け

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牧島さんの畑は百花爛漫状態です。

 

 

 

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ディルの花、優しい爽やかな香り。

 

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ハーブティーに入れるカモミール、近くに寄るだけで、とても良い香りがします。

 

 

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ルッコラの花、菜花、オータムポエムの花、大根の花、

 

 

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大根の花の茎の方に実がついています。辛味大根の味がします。

 

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サラダマーシュの花、

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サラダの葉の上には、、、

無農薬の畑なので、、、

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フェンネルの花、ペルノーの香りのする大好きは花です。

 

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のどかなこの時期の畑には、

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雉がよく近くまで餌をついばみに来ます。

綺麗な鳥だと思うか?

美味しそうと思うか?

2020年5月16日 土曜日

立夏

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雨上がりのこの季節は

 

 

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沢の水も温みはじめ

 

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沢のクレソンも花をつけ

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山葵、野蕗も一気にみずみずしくなります。

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山ではシュロー(ニワトコの花)が咲き始めました。

今年もシュローのシロップを作るのが楽しみです。

 

 

 

 

2020年5月9日 土曜日

竹笋生

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今年も松下家の竹林で筍掘です。

 

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毎年初心者扱いのため、竹藪の中に怪しげなタオルの目印。

ここに大きいのが有るよ!の印。息子さんありがとうございます。

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そして、雨の中松下さんも心配そうで見守って下さいました。

 

 

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まず周りの土を綺麗に掘り除き、

 

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根の方向を良く見極め、

 

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慎重にそして一気にクワを入れ

 

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あぁ~また今年も少し傷つけてしまった。

 

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まだまだだなぁ、、

雨で足元がぬかるみ、服もズボンもドロドロになりながらのやっとの一本。

 

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丹沢の湧き水で良く洗って、まぁ良しとしようと思ったら、松下さんからの傷口に塩をぬるような一言

「あ~もったいない、、」

ちなみに息子さんは今年は300本以上掘っているそうです。

 

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次の日には広島の実家からの筍の宅急便。

妹の方がうまいかも?

 

2020年5月2日 土曜日

食材

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北海道のハンター、ミュージシャン、シェフの宮下さんからヒグマの右足が送られて来ました。キングコングを思い出します。

 

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これは豚の膀胱にアンコウと春のキノコ、アミガサ茸を入れたヴェッシー

お客様の前で開きます。

 

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藤、山吹と共に春の終わりを華やかに飾る花、ツツジ。

 

2020年4月25日 土曜日

野草の芽吹き

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沢にはイタドリが出て来ました。

水々しい野草で、リュヴァーブのように酸味が有り、コンポート、炒め物、マリネなどで使います。

 

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学校の帰り道、友達と沢山とって、かじりながら、そしてチャンバラをしながら帰っていました。

あと、これを見ると思い出すのは、父親が「わしらは塩をつけて食べよったんじゃが、近所の診療所の息子は砂糖をつけて食べよったんよ」それがすごく羨ましかったと、いつも話していました。